多見谷寿郎裁判長は、「昭和30年代には石綿により深刻な健康被害を受けることが予見できたが、同社は呼吸用保護具を使用することを指示するなどの安全配慮義務を尽くさなかった」と述べ、同社に3000万円の支払いを命じた。
訴状によると、藤原さんの夫、健二さんは1958年に入社し、新名古屋火力発電所(名古屋市港区)などで勤務し、断熱材や保温材として石綿が使用されているタービン室などで、定期点検や調査などの際に石綿粉じんを吸った。99年に定年退職し、2005年に胸膜悪性中皮腫と診断されて労災認定を受けたが、2006年9月に67歳で死亡した。
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